

昨年四月二十九日、管長猊下ご親修による護摩修法が厳修され、盛大に落慶法要が営まれた加賀錬成道場。
六月八日、澄み渡った空の下「加賀錬成道場開設1周年記念祭」が開催され、終日賑わいを見せた。
午前十一時、道場境内にある「交通安全守護 大日観音」様のご尊前に壇を設え、法務部僧侶を導師として交通安全祈願法要が開始された。今回の法要は、道場前に新しくできた動橋駅前方面から続く道路に、くまなく散華を撒き、交通安全と郷土繁栄を祈願するもの。
加賀錬成道場では、落慶以来、錬成修行日を設け、滝行と托鉢行を実践している。四月下旬より、交通安全祈願法要に向けての護摩木勧進を展開したところ、近隣の方々より約百三十本の護摩木を勧進することができた。
一方、この大日観音様の由来書が新しく設置された。由来書には、「この大日観音様は、滝ヶ原の石材店・滝口清太郎氏によって形をなし、法力無比の阿含宗管長桐山靖雄大僧正猊下によって大日観音と命名され、昭和四十七年四月二十七日に開眼されました。建立開眼にあたっては、近傍の国道八号線の交通頻繁にして事故頻発なる事を慮って、特に交通安全守護のお力を授かる観音様として開眼法要されました。爾来、この大日観音様は国道八号線のみならず近隣の人々を見守られ、かずかずの守護を授かっております。皆さまもぜひ交通安全の御加護を念じてご祈願ください。合掌」とある。
また、法要には、来賓として、当道場のある動橋校下区長会会長と防犯交通安全推進隊長と副隊長が参列された。法要終了後、東野・加賀地区推進委員は、「この法要は、交通事故で亡くなられた方々のご供養を致し、当道場内を貫通する市道開通に合わせて、新市道を浄化して、加賀地域の交通安全と浄化繁栄を祈願するものです。阿含宗加賀道場は釈迦の成仏法をもって当地域の浄化繁栄に寄与して参りたいと思っております」と述べ、阿含宗が行う社会活動にいっそうの理解と強力を求めた。
その後、昼食をはさんで午後一時三十分からは、走り大黒天法要が行われた。北陸本部平手課長代理より加賀錬成道場建立1周年のあいさつがあり、次に「加賀錬成道場の歩み」として、記録映像が上映された。
そして、お待ちかねの「大黒天パフォーマンス」。楽しくリズミカルな音楽に合わせてちびっ子ダンサーと共に司会者が登場。参拝者も参加し本堂は一体となった。さらに大黒天様率いる山伏が登場し、熱気は最高潮に達した。
この日、加賀錬成道場は、参加したすべての人が、大日観音様のご守護と大黒天様の福運をいただき、感謝と喜びに満ちた一日となった。